過去にとらわれていませんか?未来は自分の意志で作るものです!

自分がこんな性格なのは、過去のトラウマのせいで・・・

こういう言い方をする人をよく見かけます。

過去の出来事が、その後の行動に影響を与えることは、否定できません。

でも、そこに甘んじていては、それ以上前に進むことはできません。

「過去にこんなことがあり、深く傷ついた」

この事実は事実として記憶しておけばいいのです。

では、これからどうするのか?

大切なのは、そこです!

トラウマのせいで、今後の方向性を決められてもいいでしょうか?

過去にこんなことがあったから・・・

例えば、幼いころ父親から暴力を受けたことがある。

それは事実として記憶に残ります。

  • だから、自分も他人に暴力を振るってしまう。
  • だから、自分は他人には絶対に暴力は振るわない。

同じ過去を持ったとしても、このように反対の考え方を持つことがあります。

過去は過去で受け入れ、未来を自分の考え方で決定づけていく。

それが、本来の姿勢です。

自分の欠点をトラウマのせいにするのは、単なる言い訳に過ぎません。

未来をつくるのは、自分の意志ですから。

大切なのは、今のあなたの目が、上を向いているのか、下を向いているのか、です。

人は過去に縛られているわけではない。
あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。
過去の原因は「解説」になっても「解決」にはならないだろう。
アルフレッド・アドラー

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この記事を書いた人

長い間女性専用のセラピストとして働いています。私は心理学の博士号を持っており、特に女性が直面する多くの問題――例えば、キャリア、家庭生活、恋愛、夫婦関係、自己肯定感に関する問題――に焦点を当てた研究と臨床経験が豊富です。

多くの人が疑問に思うかもしれませんが、「なぜ男性が女性専用のセラピストに?」という質問には明確な答えがあります。私は長い間、男女の問題に対する異なる視点やアプローチがどれほど有益かを研究してきました。多くの女性が男性セラピストからも有用な意見や視点を得られると感じています。そのため、私の専門知識と経験を通じて、女性専用の安全な環境を提供することに力を入れています。

セラピーセッションでは、個々のクライアントが抱える問題や疑問に対して尊重と共感をもって取り組みます。無理なく自分自身を解放できるような環境を整えることが、私のセラピストとしての目標です。

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