プレゼントの値段を調べる女性

プレゼント

ずっとずっと以前、半年ほどお付き合いをしていた女性の話です。

クリスマスや誕生日に、彼女は友人などからプレゼントをもらっていました。

プレゼントをもらうと、彼女は必ずその商品をAmazonで検索し、価格を調べます。

そして、私に向かってこう言いました。

「これ、3万円もするんだよ!高いのくれちゃったね~」

「こっちは、4000円だって!笑っちゃうね。」

それまで、私は、そんなことを言う女性に会ったことがなかったので、驚きました。

商品には価格があります。

価格というのは、貨幣を介して、他人と共有できる価値のことです。

例えば、ジャンパー。

ユニクロで買えば、数千円です。

ところが、マイケルジャクソンが、プロモーションビデオの撮影で実際に着たジャンパーなら、数千万円。

価格というのは、その金額で買う人がいるから、その価格になるのですね。

さて、話を戻します。

友人にもらったプレゼント。

その価値は、どこで買ったらいくらだったというものではありません。

「友人がくれたもの」というのが、価値になるんだと、私は思います。

つまり、他人と共有できる価値ではなく、その人だけの価値です。

思い入れのあるもの、というのは、そういうことなんですよね。

プレゼントを贈ってくれた人の気持を「価値」として感じられないのは、人として問題があるような気がします。

ちなみに、前出の女性とは、クリスマスの日に別れました。

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この記事を書いた人

長い間女性専用のセラピストとして働いています。私は心理学の博士号を持っており、特に女性が直面する多くの問題――例えば、キャリア、家庭生活、恋愛、夫婦関係、自己肯定感に関する問題――に焦点を当てた研究と臨床経験が豊富です。

多くの人が疑問に思うかもしれませんが、「なぜ男性が女性専用のセラピストに?」という質問には明確な答えがあります。私は長い間、男女の問題に対する異なる視点やアプローチがどれほど有益かを研究してきました。多くの女性が男性セラピストからも有用な意見や視点を得られると感じています。そのため、私の専門知識と経験を通じて、女性専用の安全な環境を提供することに力を入れています。

セラピーセッションでは、個々のクライアントが抱える問題や疑問に対して尊重と共感をもって取り組みます。無理なく自分自身を解放できるような環境を整えることが、私のセラピストとしての目標です。

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