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社内不倫がバレる瞬間はこうして訪れる。破滅へのカウントダウン

「二人だけの秘密」「誰にも気づかれていないはず」

社内不倫の渦中にいる二人は、そう信じているかもしれません。しかし、その秘密の関係は、あなたが思う以上に多くの「監視の目」に晒されています。毎日顔を合わせる職場という環境は、恋愛感情が芽生えやすい一方で、秘密を隠し通すには最も不向きな場所なのです。

ふとした油断、日常の僅かな綻びから、関係はあっけなく暴かれます。その「バレる瞬間」は、ある日突然、地獄の始まりとして訪れるのです。

バレる瞬間の典型パターン【デジタル・行動・密告】

破滅へのカウントダウンは、既に関係が始まった時から始まっています。特にバレやすい、代表的なパターンを見ていきましょう。

発覚のきっかけ具体的なシチュエーション
【デジタル編】証拠が残りやすい① スマートフォン・PC・LINEやDMの通知を配偶者に見られる
・無防備に置いたスマホのロックを解除される
・会社のPCでの私的なチャット(Slack, Teams等)がIT部門の監査や同僚の目に触れる
・クラウドで同期された写真やスケジュール帳を見られる
② 会社のシステム
・社用車のGPS走行履歴と「出張」の行き先が一致しない
・二人で提出した経費精算(タクシー代など)の日時が重なる
・不自然な時間帯の会議室予約履歴
【行動編】態度の変化は隠せない③ 周囲の目
・特定の二人だけが共有する「空気感」や「馴れ合い」を同僚が不審に思う
・飲み会で隣に座るのが当たり前になっている
・業務上の必要性を超えて頻繁に二人で話している、休憩時間がいつも一緒
・お互いを庇いすぎる、過剰に褒めるなど、不自然な擁護
④ 配偶者の勘
・残業や休日出勤が急に増える
・スマホを肌身離さず持ち、お風呂場にまで持っていく
・会社の飲み会や特定の同僚の話を不自然に避ける、または過剰にする
・服装や持ち物の趣味が変わり、急にお洒落になる
【第三者編】密告と目撃⑤ 同僚・部下からの密告
・二人の関係を快く思わない同僚が、上司や人事部に通報する
・嫉妬や正義感から、匿名で配偶者に連絡を入れる
・人事異動の不公平さなどを疑った部下が密告する
⑥ 偶然の目撃
・休日に二人で歩いているところを、同僚や取引先、あるいは知人に見られる
・同じマンションに入っていくところを住民に目撃される
・SNSに投稿された写真の背景に、偶然二人が写り込んでいる

バレた後の地獄:失うもののリスト

一度バレてしまえば、これまで築き上げたすべてが崩れ去る可能性があります。これは大袈裟な表現ではありません。

1. 会社での末路

  • 社会的信用の失墜:「公私混同するだらしない人」というレッテルを貼られ、信頼は地に落ちます。
  • キャリアの終焉:重要なプロジェクトから外され、昇進の道は絶たれます。多くの場合、どちらか、あるいは二人ともが退職に追い込まれます。 居場所がなくなり、自主退職という名の事実上の解雇となるのです。
  • 人間関係の崩壊:同僚は腫れ物に触るように接し、これまで味方だった人たちも離れていきます。チーム全体の雰囲気を悪化させた張本人として、孤立は避けられません。

2. 家庭の崩壊と経済的ダメージ

  • 離婚と慰謝料:配偶者からの信頼は回復不可能となり、離婚に至るケースがほとんどです。高額な慰謝料の請求は避けられません。ダブル不倫の場合、自分の配偶者から不倫相手へ、不倫相手の配偶者から自分へと、双方向で慰謝料請求が発生する「ダブル請求」のリスクがあります。
  • 子供への裏切り:子供の心に生涯消えない深い傷を負わせることになります。親権を失う可能性も十分にあります。
  • 社会的制裁:親族や友人からの信頼も失い、社会的な繋がりを断たれてしまうこともあります。

W不倫・既婚者同士の恋愛を始める前に

もし、今あなたの心が既婚者の同僚に揺れているのなら、この関係がもたらす結末を冷静に想像してください。

  • そのスリルは、時限爆弾のタイマー音ではないか?秘密を共有する高揚感は、いつバレるかという恐怖と表裏一体です。そのストレスに耐えながら、仕事のパフォーマンスを維持し、家庭で「良き夫・妻」を演じ続けることは、精神をすり減らすだけの行為です。
  • 失う覚悟は本当にあるか?「仕事」「家庭」「子供」「財産」「社会的信用」——これら全てを失うリスクを冒してでも、手に入れたい恋なのでしょうか。一時の感情で失うには、代償があまりにも大きすぎます。
  • 相手はあなたを守ってくれるか?問題が発覚した時、相手は自分の家庭やキャリアを守るために、あなたを切り捨てるかもしれません。「お互い様」の関係は、最も脆く、裏切りやすい関係でもあるのです。

職場は生活の糧を得るための場所であり、自己実現を目指す舞台です。一時の感情でそれを汚し、すべてを失うリスクを冒す価値は、どこにもありません。バレるかバレないかの賭けに身を投じる前に、その先にある確実な「破滅」を直視すべきです。

不倫で心が傷つき、夜も眠れないときに読む本

人はなぜ不倫をするのか

婚姻関係の外での恋愛やセックスは、個人の倫理観や道徳感にゆだねられてきた。
しかし生物として、動物として、人はどのような心、体のしくみで不倫をするのか。
それを各界の専門家が解明する。

愛するということ

愛は、幸福に生きるための技術であり、学ぶことができる――「愛」という万人に切実なテーマに正面から挑んだ現代の古典。フロム生誕120年を記念して刊行。
読み継がれて60年の世界的ベストセラーに、30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた改訳・新装版!

不倫の心理学

なぜ人は不倫をするのか?
なぜ「されて」しまうのか?
夫の不倫で離婚に到った女性心理学者が
徹底的かつ赤裸々に描く男と女の性と性(さが)。
スウェーデン発、国際的ベストセラー!

不倫

なぜ不倫は減らないのか?
なぜ不倫バッシングは激烈になるのか?
人類進化のミステリーに迫る「愛と背徳の脳科学」

不倫は危険です。
ひとたびバレれば、マスコミやネットで容赦なくバッシングされます。有名人でなくても、社会的信用や家庭を失い、慰謝料など経済的なリスクも多大です。
しかし、これほど失うものが大きいとわかっているはずなのに、なぜ不倫カップルがそこら中にいるのでしょう?
その謎を解くカギは「脳」にあります。

不倫サレ日記。 結婚9年目で33歳子なし兼業主婦が不倫されてみた

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「不倫」という病

不倫の渦に巻き込まれた人はどうなるか? 人はなぜ、タブーを犯すのか。芸能人に限らず、日常で耳目を集め続ける不倫。シタ側、サレた側両面の心理を神科医が明らかにする!

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この記事を書いた人

女性専用のセラピストとして、多くの方のお話をお聞きしています。
女性が直面する多くの問題――例えば、キャリア、家庭生活、恋愛、夫婦関係、自己肯定感に関する悩み――に焦点を当てたセラピーをしています。

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