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彼も既婚者…ダブル不倫に踏み出す前に知っておきたいこと

はじめに 〜その恋、少し立ち止まって考えてみませんか〜

既婚者同士で惹かれ合ってしまうこと、ありますよね。
「家庭があるのにどうして…」と自分を責めてしまったり、「この想いを止められない」と心が揺れたり、誰にも相談できない葛藤に苦しんでいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ダブル不倫に踏み出す前に知っておいてほしい心のポイントや現実的なリスクについて、やさしく、そして正直にお伝えしていきます。
心が少しでも軽くなり、自分を見つめ直すきっかけになれば幸いです。


ダブル不倫とは? 〜心のすき間に入り込む恋〜

「ダブル不倫(W不倫)」とは、既婚者同士が恋愛関係になることを指します。
出会いのきっかけは、職場や趣味の集まり、SNSなどさまざまですが、共通しているのは、「誰にも言えない関係」であるということ。

既婚者という立場からくる孤独や、家庭では満たされない感情…。
そんな心のすき間に、同じ立場の誰かがスッと入り込んでくると、安心感や共感が強くなってしまうのも無理はないのかもしれませんね。

ですが、そこに踏み込む前に、感情の勢いだけで動かないことがとても大切なんです。


始める前に知っておきたい3つの現実

1. 深い罪悪感と向き合う覚悟

最初は「誰にも迷惑をかけていない」と思っていても、やがて心に重くのしかかってくるのが罪悪感です。
特に、家に帰ってパートナーや子どもと顔を合わせるとき、相手の笑顔に胸がチクリと痛むこともあるでしょう。

この罪悪感は、思いのほか心を疲弊させます。
「こんな自分でいいの?」という問いが、夜ごと頭をよぎるようになる方も少なくありません。

だからこそ、始める前に、自分の心がその重さに耐えられるのか、正直に見つめることがとても大切です。

2. バレたときのリスクは想像以上

ダブル不倫がバレたときの代償は、思っている以上に大きいものです。
パートナーからの信頼の喪失、家庭の崩壊、そして慰謝料などの法的な問題…。

さらに職場での立場を失ったり、子どもの環境にも影響を及ぼすこともあります。
「ばれないようにすれば大丈夫」と思っていても、ちょっとしたLINEのやり取り、ふとした言動から、すべてが明るみに出ることはよくあります。

「最悪のケースになったとき、私はどうする?」という問いを、一度しっかり考えてみてくださいね。

3. 「癒し」ではなく「依存」になっていない?

ダブル不倫の関係は、最初は心の癒しになります。
「わかってくれる人がいる」と感じることで、自分が救われたような気持ちになるのです。

でも、それがだんだんと、「この人がいないと生きていけない」と依存に変わってしまうことも少なくありません。

そうなると、自分の感情も、日々の生活も、その人次第になってしまって、苦しみが増してしまいます。
相手との関係が一時の支えなのか、長期的な依存なのかを、冷静に見つめることも必要なんです。


恋に落ちた自分を責めないでください

ここまで読んで、「やっぱりダメだよね…」と自分を責めてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
でも、人を好きになること自体は、決して悪いことではありません。

たとえその相手が既婚者であっても、心が惹かれてしまうのは、人として自然な感情なんです。
ただ、その感情をどう扱うかによって、未来が大きく変わってくるということを忘れないでくださいね。


最後に 〜あなたの幸せは、どこにありますか?〜

ダブル不倫は、一時のときめきや安らぎを与えてくれることもありますが、それ以上に多くの心の試練がついてきます。
だからこそ、今あなたがこの恋をどうしたいのか、**「幸せになるためにどう生きたいのか」**をゆっくりと考えてみてほしいのです。

誰にも相談できずに苦しんでいるあなたの心が、少しでも軽くなりますように。
そして、どんな選択をしても、あなたが自分自身を大切にできますように。

不倫で心が傷つき、夜も眠れないときに読む本

人はなぜ不倫をするのか

婚姻関係の外での恋愛やセックスは、個人の倫理観や道徳感にゆだねられてきた。
しかし生物として、動物として、人はどのような心、体のしくみで不倫をするのか。
それを各界の専門家が解明する。

愛するということ

愛は、幸福に生きるための技術であり、学ぶことができる――「愛」という万人に切実なテーマに正面から挑んだ現代の古典。フロム生誕120年を記念して刊行。
読み継がれて60年の世界的ベストセラーに、30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた改訳・新装版!

不倫の心理学

なぜ人は不倫をするのか?
なぜ「されて」しまうのか?
夫の不倫で離婚に到った女性心理学者が
徹底的かつ赤裸々に描く男と女の性と性(さが)。
スウェーデン発、国際的ベストセラー!

不倫

なぜ不倫は減らないのか?
なぜ不倫バッシングは激烈になるのか?
人類進化のミステリーに迫る「愛と背徳の脳科学」

不倫は危険です。
ひとたびバレれば、マスコミやネットで容赦なくバッシングされます。有名人でなくても、社会的信用や家庭を失い、慰謝料など経済的なリスクも多大です。
しかし、これほど失うものが大きいとわかっているはずなのに、なぜ不倫カップルがそこら中にいるのでしょう?
その謎を解くカギは「脳」にあります。

不倫サレ日記。 結婚9年目で33歳子なし兼業主婦が不倫されてみた

もし最愛の夫に不倫されたとき、あなたならどうしますか?
まず証拠集め? 関係を修復しようとする? 弁護士に相談する? それとも……。

ネットで話題沸騰の本作に、描きおろし「遺書として。」を加え、
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日常が崩壊する絶望をつづった、著者渾身の実録ノンフィクション。

「不倫」という病

不倫の渦に巻き込まれた人はどうなるか? 人はなぜ、タブーを犯すのか。芸能人に限らず、日常で耳目を集め続ける不倫。シタ側、サレた側両面の心理を神科医が明らかにする!

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この記事を書いた人

女性専用のセラピストとして、多くの方のお話をお聞きしています。
女性が直面する多くの問題――例えば、キャリア、家庭生活、恋愛、夫婦関係、自己肯定感に関する悩み――に焦点を当てたセラピーをしています。

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