MENU

既婚だけど、社内の彼が気になる…私、おかしいですか?

はじめに:誰にも言えない「心のざわめき」

誰かを好きになる気持ちって、時にとても静かに、でも確かに心の奥から湧き上がってくるものですよね。
ましてやそれが、自分が既婚者という立場でありながら、職場の彼に心惹かれている…という状況なら、きっと自分を責めたくなったり、「こんな気持ちは持ってはいけない」と押し込めたりしてしまうのではないでしょうか。

でも、まずはひとつだけお伝えさせてください。
「そんなふうに感じてしまうこと自体は、決しておかしなことではありません」。
人の心は理屈では動きませんし、ましてや環境や立場によって「好き」という感情が生まれないように制御できるわけではないんです。


なぜ惹かれてしまうの?社内の彼に感じる安心感とときめき

職場という場所は、日々同じ時間を共有し、お互いに協力し合い、時には弱さも見せ合える関係が築かれやすい場所ですよね。
そんな中で、ふとした会話や笑顔、気づかいに触れるうちに「この人、素敵だな」と思ってしまうのは、自然なことなのかもしれません。

特に家庭では当たり前になってしまったやりとりや日常の繰り返しの中で、社内の彼の存在が新鮮に感じられるのも無理はありません。
新しいときめきや、認めてもらえる安心感は、心が少し疲れている時にこそ、強く惹かれるものなんです。

だからこそ、その気持ちを持ってしまったからといって、「私はダメな人間だ」と責めないでくださいね。
それは、あなたが人として、誰かと繋がりたいと感じる心を持っている証拠でもあるのですから。


「この気持ちは裏切り?」心の中にある葛藤と向き合う

「でも、私は既婚者。家庭があるのに、こんな気持ちを持っていいの?」
そんなふうに、ご自身の気持ちに戸惑っていらっしゃるかもしれませんね。

確かに、結婚という約束を交わしている以上、誰かに心を奪われることに罪悪感を抱くのは当然です。
でも、それは「悪いことをした」からではなく、「誠実でいたい」と思うあなたの優しさゆえの葛藤なんです。

この気持ちを否定しようとするよりも、まずは「なぜ彼に惹かれているのか」を丁寧に見つめてみる時間が必要かもしれません。
もしかすると、今の生活にどこか満たされない思いや孤独を感じていたり、ご自身が気づいていない心の疲れがあるのかもしれません。

そんな自分の気持ちに寄り添ってみることは、これからの人生を大切にする第一歩になるんです。


感情は自由。でも、選択はあなたの手の中に

「このまま彼を好きでいていいのか」
「想いを伝えたら、何かが壊れてしまうかもしれない」

そんなふうに悩んでいると、心がどんどん苦しくなってしまいますよね。
でも、感情そのものには「良い」「悪い」はありません。
「どう行動するか」を決めるのは、あなただけの自由なんです。

もしもその気持ちが、ただの一時的なときめきであれば、心の中で大切に閉じておくのも、ひとつの優しさ。
もしも彼との関係を深めたいと思うなら、ご自身の今の家庭や人生において何を大切にしたいのか、じっくりと見つめる必要がありますよね。

どんな選択をするにしても、大切なのは「自分を見失わないこと」。
誰かを想う優しいあなたが、自分自身のことも大切にできますように。


おわりに:心に寄り添う、自分自身の味方になって

人を好きになる気持ちには、善悪では割り切れないほどの繊細さと深さがあります。
特に既婚という立場で感じてしまう恋心には、多くの葛藤や罪悪感が伴うことでしょう。

でも、そんな中でも自分の気持ちに戸惑い、真剣に向き合おうとするあなたは、とても優しくて、誠実な方です。
どうか、その優しさを「罪」ではなく「強さ」として受け止めてくださいね。

そして、これからどんな選択をするとしても、自分の心の声に耳を傾けることを忘れずにいてください。
あなたの幸せを願ってくれる誰かは、きっと、あなた自身の中にもいるはずですから。

不倫で心が傷つき、夜も眠れないときに読む本

人はなぜ不倫をするのか

婚姻関係の外での恋愛やセックスは、個人の倫理観や道徳感にゆだねられてきた。
しかし生物として、動物として、人はどのような心、体のしくみで不倫をするのか。
それを各界の専門家が解明する。

愛するということ

愛は、幸福に生きるための技術であり、学ぶことができる――「愛」という万人に切実なテーマに正面から挑んだ現代の古典。フロム生誕120年を記念して刊行。
読み継がれて60年の世界的ベストセラーに、30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた改訳・新装版!

不倫の心理学

なぜ人は不倫をするのか?
なぜ「されて」しまうのか?
夫の不倫で離婚に到った女性心理学者が
徹底的かつ赤裸々に描く男と女の性と性(さが)。
スウェーデン発、国際的ベストセラー!

不倫

なぜ不倫は減らないのか?
なぜ不倫バッシングは激烈になるのか?
人類進化のミステリーに迫る「愛と背徳の脳科学」

不倫は危険です。
ひとたびバレれば、マスコミやネットで容赦なくバッシングされます。有名人でなくても、社会的信用や家庭を失い、慰謝料など経済的なリスクも多大です。
しかし、これほど失うものが大きいとわかっているはずなのに、なぜ不倫カップルがそこら中にいるのでしょう?
その謎を解くカギは「脳」にあります。

不倫サレ日記。 結婚9年目で33歳子なし兼業主婦が不倫されてみた

もし最愛の夫に不倫されたとき、あなたならどうしますか?
まず証拠集め? 関係を修復しようとする? 弁護士に相談する? それとも……。

ネットで話題沸騰の本作に、描きおろし「遺書として。」を加え、
豪華大ボリュームの単行本化。
日常が崩壊する絶望をつづった、著者渾身の実録ノンフィクション。

「不倫」という病

不倫の渦に巻き込まれた人はどうなるか? 人はなぜ、タブーを犯すのか。芸能人に限らず、日常で耳目を集め続ける不倫。シタ側、サレた側両面の心理を神科医が明らかにする!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

女性専用のセラピストとして、多くの方のお話をお聞きしています。
女性が直面する多くの問題――例えば、キャリア、家庭生活、恋愛、夫婦関係、自己肯定感に関する悩み――に焦点を当てたセラピーをしています。

コメント

コメントする