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「あの人が、まさか…」浮気・不倫で傷ついた心に寄り添う——裏切りから立ち直るために

信じていた相手の裏切りほど、心を深く傷つけるものはありませんよね。
まさか自分のパートナーが…と気づいた瞬間から、日常のすべてが音を立てて崩れていくような感覚に襲われて、息をするのさえ苦しくなる。
そんな思いを、ひとりで抱えていませんか?

「なぜ、こんなことをされたのだろう」「私の何がいけなかったの?」と、自分を責めてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、まず最初にお伝えしたいのは、あなたが悪いわけではないということです。
浮気や不倫は、された側に非があるわけではありません。
どれだけ努力していても、どれだけ相手を思っていても、裏切りは一方的にやってくることがあります。

裏切りを知ったあの日から、眠れなくなったり、食事が喉を通らなくなったり、感情がぐちゃぐちゃになってしまったり…。
これは心が深く傷ついている証拠です。
裏切りによる精神的なダメージは、目には見えないぶん、まわりから理解されにくいこともありますが、心の傷は確かにそこにあります。

そして何よりつらいのは、信頼していた相手が、その信頼を踏みにじったという現実ではないでしょうか。
「この人となら大丈夫」「一緒に生きていける」と信じていたからこそ、失望と怒り、悲しみは計り知れないものになってしまうのです。

そんな状況の中で、「この先どうすればいいのか」と不安や迷いに押しつぶされそうになるのも当然のことです。
許すべきなのか、離れるべきなのか、何が正解なのかなんて、すぐに答えが出せるものではありません。
そして、どんな選択をするにしても、それはあなたの自由であり、あなたの人生を尊重したうえで選ぶべきものなのです。

「やり直したい」と思う気持ちも、「もう限界だ」と思う気持ちも、どちらも正しいのです。
大切なのは、自分の心の声に耳を傾けること。
誰かに「こうすべき」と言われたとしても、それが今のあなたにとって正しいとは限りませんよね。
感情を整理するには時間がかかりますし、無理に前を向こうとしなくてもいいのです。

周囲に相談できないまま、ひとりで抱え込んでしまう方も多いかもしれません。
「恥ずかしい」「情けない」そんなふうに感じてしまうこともあるでしょう。
でも、浮気や不倫で傷ついたのは、あなたが真剣に愛していた証。
誠実に生きてきたからこそ、裏切りに心が深く傷ついたのです。

だからこそ、まずはあなた自身の心を守ってあげてください。
必要であれば、信頼できる人や専門家に相談することも、自分を守るための大切な行動です。
そして、あなたがどんな決断をするにしても、それはきっと「間違い」ではありません。
あなた自身が納得できること、それが何よりも大切なのです。

今は心が折れそうになっていても、あなたの中には、ちゃんと立ち直る力があります。
それは、これまでたくさんの困難を乗り越えてきたあなた自身が、一番よく知っているはずです。

信じていた人に裏切られるという出来事は、心に深い痛みを残します。
でも、その痛みの中にいても、あなたは決して「壊れて」なんかいません。
傷ついた分だけ、優しさや強さが静かに育っているのです。

どうか今は、自分を責めず、ゆっくりと心を休ませてあげてくださいね。
涙が止まらない夜があってもかまいません。
それは、あなたがちゃんと「感じる心」を持っている証ですから。

あなたの痛みが、少しずつ癒えていきますように。
そして、これからの人生が、あなた自身のためのあたたかな道でありますように。

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この記事を書いた人

女性専用のセラピストとして、多くの方のお話をお聞きしています。
女性が直面する多くの問題――例えば、キャリア、家庭生活、恋愛、夫婦関係、自己肯定感に関する悩み――に焦点を当てたセラピーをしています。

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